「そろそろ外壁塗装をしないと…」と思って調べ始めたものの、相場がバラバラで、どれが本当の金額なのか分からない。そんなお悩みをお持ちのお客様、多いのではないでしょうか?
実は外壁塗装の費用は、住宅の坪数・使う塗料・業者の体制によって本当に幅があります。それゆえに、悪気なく相場より高い見積もりを出される事もあれば、逆に「安すぎてちょっと心配…」という見積もりが出てくる事もあります。
今回は、名古屋で塗装工事をして20年以上の現役の職人目線で、外壁塗装の相場についてお客様が知りたい所をギュッとまとめてお伝えします。
この記事を読むと、こんな事が分かります。
- 名古屋の外壁塗装の相場(坪数別・塗料別)
- 見積書のどこを見れば「適正価格かどうか」が判断できるか
- 名古屋エリアで使える助成金・補助金
- 良い塗装業者を見極める7つのコツ
それでは見ていきましょう。
目次
- 結論|名古屋の外壁塗装の相場は30坪で80〜120万円が目安
- 坪数別の外壁塗装 費用相場の早見表
- 屋根塗装も同時にやった方がお得な理由
- 外壁塗装の費用の内訳|名古屋の塗装店が本音で解説
- 1. 足場代|全体の約15〜20%(15〜25万円)
- 2. 塗料代|全体の約15〜25%(15〜30万円)
- 3. 人件費・施工費|全体の約30〜35%(30〜40万円)
- 4. 諸経費・下地補修|全体の約25〜30%(20〜35万円)
- 塗料グレード別の費用と耐用年数|名古屋の気候に合うのは?
- 主要な塗料グレードの比較表
- 名古屋エリアでおすすめなのは「シリコン」か「ラジカル制御」
- 名古屋の外壁塗装の見積もりで損しない7つのコツ
- コツ1: 必ず3社以上から相見積もりを取る
- コツ2: 「総額」ではなく「内訳」で比較する
- コツ3: 大幅値引きには要注意
- コツ4: 訪問販売は一旦保留にする
- コツ5: 「自社施工」か「下請け」かを確認する
- コツ6: 「保証内容」を必ず確認する
- コツ7: 「無料診断・無料見積もり」を活用する
- 名古屋市の外壁塗装で使える助成金・補助金【2026年版】
- 名古屋市の住宅関連の助成制度
- 国の制度も併用できる
- 名古屋で外壁塗装業者を選ぶ際のチェックポイント
- 1. 名古屋エリアでの施工実績が豊富か
- 2. 自社直接施工かどうか
- 3. 見積書の内容が詳細か
- 4. アフターフォローがあるか
- よくある質問(FAQ)
- Q1. 外壁塗装の最適な時期はいつ?
- Q2. 雨の日でも工事はできる?
- Q3. 工事中は家に居る必要がある?
- Q4. 見積もりだけ取って契約しなくても大丈夫?
- Q5. ローンやクレジットカードは使える?
- まとめ|名古屋の外壁塗装は「相場+業者選び」で決まる
- 関連コラム
結論|名古屋の外壁塗装の相場は30坪で80〜120万円が目安
最初に結論からお伝えします。
名古屋エリアで一般的な30坪の戸建て住宅の外壁塗装の相場は、80〜120万円が目安です。屋根塗装も同時に行う場合は、ここに+30〜50万円ほど追加で見ておくと安心です。
ただし、この金額はあくまで「ざっくりした目安」。実際の費用は、
- 使用する塗料のグレード
- 外壁の劣化具合(下地補修の量)
- 建物の形状(凹凸が多いと足場代も上がります)
- 付帯部(雨樋・破風・軒天など)の量
によって、結構変動します。ですので「うちは30坪だから100万円ピッタリ!」とはなかなかいかないのが現実です。
坪数別の外壁塗装 費用相場の早見表
ご自宅の坪数で、おおよその費用感を把握できる早見表を作りました。塗料はシリコン塗料(現在の主流)を使用したケースで計算しています。
| 延床面積 | 塗装面積の目安 | 外壁塗装のみ | 外壁+屋根塗装 |
|---|---|---|---|
| 20坪 | 約79㎡ | 60〜90万円 | 80〜120万円 |
| 25坪 | 約99㎡ | 70〜100万円 | 90〜130万円 |
| 30坪 | 約119㎡ | 80〜120万円 | 110〜150万円 |
| 35坪 | 約139㎡ | 90〜130万円 | 120〜160万円 |
| 40坪 | 約159㎡ | 100〜140万円 | 130〜180万円 |
| 50坪 | 約198㎡ | 120〜160万円 | 150〜200万円 |
| 60坪 | 約238㎡ | 140〜180万円 | 170〜230万円 |
延床面積に1.2〜1.3を掛けたものが、おおまかな塗装面積(外壁の㎡数)になります。窓やドアの分は引かれますが、まずはこの式で覚えておけばOKです。
屋根塗装も同時にやった方がお得な理由
「外壁だけ先にやって、屋根は数年後…」とお考えのお客様もいらっしゃいますが、実は 同時に行った方がトータルで10〜20万円ほど安くなる ケースが多いです。
理由はシンプルで、塗装工事で意外と高いのが「足場代」だからです。30坪の住宅で足場を組むと、1回あたり15〜25万円かかります。これを別々の工事で2回組むと、それだけで30〜50万円。同時に1回で済ませた方が、結果的にお得になるという仕組みです。
外壁塗装の費用の内訳|名古屋の塗装店が本音で解説
「100万円の見積もりって、何にいくらかかってるの?」というのは、お客様から本当によく聞かれる質問です。
ここでは、30坪の住宅で外壁塗装を行った場合の 費用の内訳 を、名古屋の塗装店として本音で解説します。
1. 足場代|全体の約15〜20%(15〜25万円)
外壁塗装には足場が欠かせません。2階建ての一般的な戸建てなら、足場代は15〜25万円が相場です。
足場代は㎡単価で計算され、1㎡あたり700〜1,000円程度。安全に作業するため、また塗料の飛散を防ぐメッシュシートを張るためにも、必須の工程です。
2. 塗料代|全体の約15〜25%(15〜30万円)
塗料は使うグレードによって、価格が大きく変わります。詳しくは後の章で塗料別の比較を載せますが、
- シリコン塗料: 15〜20万円(コスパ重視の主流)
- フッ素塗料: 25〜35万円(高耐久)
- 無機塗料: 30〜45万円(最高クラス)
このように、塗料グレードを上げると材料費は当然上がりますが、その分耐用年数も長くなります。長期的に見ると意外と「グレードを上げた方が安くなる」事もあるんです。
3. 人件費・施工費|全体の約30〜35%(30〜40万円)
ここが実は、業者によって一番差が出る部分です。
職人の人件費は、名古屋エリアで1人1日18,000〜25,000円程度。外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本で、職人2〜3人が7〜10日ほど作業に入るのが標準的なボリュームです。
ちなみに、ここに「中間マージン」が乗ると話が変わってきます。下請けに丸投げする業者だと、見積もり金額のうち20〜30%が中間マージンとして消えていく事もあります。同じ品質の工事でも、自社で直接施工している塗装店の方が金額を抑えやすいのは、こういう理由なんですね。
このあたりの「見積もりの中身」については、外壁塗装の見積り価格の大幅値引きの仕組みで詳しく解説していますので、気になる方はぜひご覧下さい。
4. 諸経費・下地補修|全体の約25〜30%(20〜35万円)
ここには以下のような費用が含まれます。
- 高圧洗浄: 3〜5万円
- 養生(窓やエアコン室外機をビニールで覆う作業): 3〜5万円
- コーキング工事(目地の打ち替え): 5〜15万円
- ケレン作業(サビ落とし): 部分により変動
- 廃材処分・現場管理費: 5〜10万円
特にコーキング(シーリング)は劣化していると必ず打ち替えが必要で、ここを省略してしまうと数年で雨漏りリスクが出てきます。「コーキング工事込みの見積もりかどうか」は、必ずチェックしておきたいポイントです。
塗料グレード別の費用と耐用年数|名古屋の気候に合うのは?
外壁塗装の費用を左右する最大の要因が「塗料のグレード」です。名古屋エリアは夏の酷暑・冬の冷え込み・梅雨時の湿気と、塗料にとっては結構厳しい気候。塗料選びは慎重にいきたい所です。
主要な塗料グレードの比較表
| 塗料種類 | 単価(㎡) | 耐用年数 | 30坪の塗料代目安 | コスパ評価 |
|---|---|---|---|---|
| アクリル | 1,000〜1,500円 | 5〜7年 | 12〜18万円 | △ |
| ウレタン | 1,500〜2,200円 | 7〜10年 | 18〜26万円 | △〜○ |
| シリコン | 2,200〜3,000円 | 10〜13年 | 26〜36万円 | ◎ |
| ラジカル制御 | 2,500〜3,500円 | 12〜15年 | 30〜42万円 | ◎ |
| フッ素 | 3,500〜4,500円 | 15〜20年 | 42〜54万円 | ○ |
| 無機 | 4,500〜5,500円 | 20〜25年 | 54〜66万円 | ○ |
名古屋エリアでおすすめなのは「シリコン」か「ラジカル制御」
現在、外壁塗装の主流は シリコン塗料 です。コスパが良く、10年以上の耐久性があり、色や艶のバリエーションも豊富。「次の塗り替えは10〜12年後でいいか」とお考えのお客様には、シリコンで十分です。
もう一歩上を狙うなら ラジカル制御塗料。シリコンとフッ素の中間グレードで、紫外線に強く、コスパも優秀。名古屋の強い日差しを考えると、ラジカル制御は実はかなりおすすめです。
「次の塗り替えはなるべく先延ばしにしたい」「子供に家を残したい」というお客様には、フッ素や無機を検討する価値もあります。ただし初期費用が高くなるので、住宅の築年数や今後の住む年数とのバランスで考えるのが正解です。
名古屋の外壁塗装の見積もりで損しない7つのコツ
ここからが本題です。「いくらが相場か」を知った上で、いざ見積もりを取る時に 損をしないためのコツを7つ ご紹介します。
コツ1: 必ず3社以上から相見積もりを取る
1社だけだと、その金額が高いのか安いのか判断できません。最低でも3社、できれば4社くらいから見積もりを取って比較するのが鉄則です。
ただし、相見積もりにも落とし穴があります。詳しくは次のコツで…
コツ2: 「総額」ではなく「内訳」で比較する
相見積もりで一番やってはいけないのが、総額だけで比較する事。
例えばA社100万円、B社120万円だと、つい「A社の方が安い!」となりがちですが、よく見ると A社の見積もりにはコーキング工事や下地補修が入っていない という事もあります。これだと比較になりません。
見積書を見る時は、
- 足場代がいくらか
- 塗料の種類とメーカー名が書いてあるか
- 塗布回数(下塗り・中塗り・上塗り)が明記されているか
- コーキング工事の内容が書いてあるか
- 付帯部(雨樋・破風・軒天)の塗装が含まれているか
このあたりを必ずチェックしましょう。
コツ3: 大幅値引きには要注意
「今契約してくれたら50万円値引きします!」というセールストーク、聞いた事ありませんか?
正直に言いますと、ここまで大幅な値引きができるという事は、元の見積もりが相当に盛られているという事です。良心的な塗装店は最初から適正価格を出すので、そもそも大幅値引きの余地がありません。
このあたりの仕組みは、外壁塗装 見積り価格の大幅値引きの仕組みで詳しく書いていますが、「値引きが大きい=お得」とは限らないんですね。
コツ4: 訪問販売は一旦保留にする
「近所で工事をしていて、足場代をサービスできますよ」という訪問販売、名古屋エリアでも多発しています。
別に訪問販売が全部悪いという訳ではないのですが、その場で契約を急かす業者は要注意。きちんとした塗装店なら、お客様にじっくり考える時間を提供します。即決を求める業者は、一旦保留にして、後から冷静に判断するのが安全です。
コツ5: 「自社施工」か「下請け」かを確認する
これは結構大事です。
塗装業界には「営業会社が受注して、実際の工事は下請け業者がやる」というケースがかなりあります。この場合、見積もり金額の20〜30%が中間マージンとして上乗せされているので、同じ品質でも金額が高くなります。
ホームページを見て、職人の顔写真があるか、自社の施工例が掲載されているか、店舗が実在するか…このあたりを確認すると、自社施工の塗装店かどうか見分けやすいです。
コツ6: 「保証内容」を必ず確認する
良い塗装店なら、施工後の保証もしっかり付けてくれます。
- 何年保証か(シリコン塗料なら5〜10年が目安)
- 何が保証範囲か(塗膜の剥がれ・ひび割れ等)
- 保証書は書面で発行されるか
口約束だけで保証書が出ない業者は、避けた方が無難です。
コツ7: 「無料診断・無料見積もり」を活用する
最後に、これは賢く活用したいポイント。
しっかりした塗装店は、現地調査・診断・見積もり作成までは無料で行ってくれます。複数社に同じ条件で診断してもらうと、各社の対応の丁寧さや診断内容の違いも見えてきて、業者選びの判断材料になります。
ちなみに小林塗装でも、名古屋エリアの外壁塗装の調査・診断・お見積もりは無料で承っております。
名古屋市の外壁塗装で使える助成金・補助金【2026年版】
外壁塗装はそれなりに大きな出費なので、使える助成金・補助金は積極的に活用したい所です。
名古屋市の住宅関連の助成制度
2026年現在、名古屋市では「住宅エコリフォーム補助」や「耐震改修補助」などの制度が用意されています。ただし 外壁塗装単独では補助対象にならない ケースが多く、断熱改修や耐震改修と組み合わせる事で適用されます。
最新の制度内容や対象条件は年度によって変わりますので、申請前に 名古屋市の公式サイトで最新情報を確認 するのがおすすめです。また、お住まいの区によって追加の制度がある事もあるので、区役所の窓口に相談してみるのも良いでしょう。
国の制度も併用できる
国土交通省の「子育てエコホーム支援事業」など、国が実施している制度は外壁の断熱改修と組み合わせると活用できる場合があります。
ただし助成金・補助金は 申請のタイミングや書類の準備に手間がかかる ので、塗装業者がサポートしてくれるかどうかも業者選びのポイントになります。
名古屋で外壁塗装業者を選ぶ際のチェックポイント
最後に、業者選びで失敗しないためのポイントをまとめます。
1. 名古屋エリアでの施工実績が豊富か
地元密着の塗装店は、名古屋特有の気候(夏の酷暑・冬の冷え込み)を熟知しています。地域の住宅事情に合った塗料の選定や工法の提案ができるのは、地元の塗装店の強みです。
小林塗装の施工実績も1,900棟を超えており、名古屋市内の様々な住宅タイプに対応してきました。
2. 自社直接施工かどうか
前述の通り、自社施工の方が中間マージンが発生しないので、同じ品質でも費用を抑えやすいです。
3. 見積書の内容が詳細か
良い塗装店ほど、見積書を細かく書いてくれます。「外壁塗装一式100万円」のような大雑把な見積もりは要注意。
4. アフターフォローがあるか
塗装は施工して終わりではなく、その後10年以上のお付き合いになります。何かあった時にすぐ駆けつけてくれる、地元密着の塗装店を選ぶのがおすすめです。
よくある質問(FAQ)
Q1. 外壁塗装の最適な時期はいつ?
A. 一般的には築10〜15年が目安です。ただし、外壁を触ると白い粉が手につく(チョーキング現象)、ひび割れがある、コーキングが切れているなどの症状が出てきたら、年数に関わらず塗り替えのサインです。
Q2. 雨の日でも工事はできる?
A. 塗装作業は雨の日はお休みです。ただし足場の設置・解体、高圧洗浄などは雨でも可能。名古屋の梅雨時期に工事を予定する場合は、工期に余裕を持って計画するのが安心です。
Q3. 工事中は家に居る必要がある?
A. 工事中、基本的にお客様は普段通り生活できます。ただし高圧洗浄の日や、玄関・窓を養生する日は窓を開けられなくなるので、事前にスケジュールを確認しておくと安心です。
Q4. 見積もりだけ取って契約しなくても大丈夫?
A. 大丈夫です。良心的な塗装店は、見積もり・診断は無料で、契約を強要する事もありません。「他社と比較してから決めたい」と正直に伝えれば、しっかり対応してくれます。
Q5. ローンやクレジットカードは使える?
A. 塗装店によりますが、最近はリフォームローンに対応している業者も増えています。100万円を超える工事になる事も多いので、支払い方法は事前に相談しておくと良いでしょう。
まとめ|名古屋の外壁塗装は「相場+業者選び」で決まる
名古屋の外壁塗装の相場は、30坪の住宅で 80〜120万円 が目安。屋根塗装も同時に行う場合は 110〜150万円 が目安です。
ただし、相場を知っているだけでは不十分。本当に大事なのは、
- 見積書の内訳をきちんと確認する
- 自社施工の塗装店を選ぶ
- 大幅値引きや訪問販売には注意する
- 保証内容を確認する
このあたりを押さえて、信頼できる塗装店を選ぶ事です。
名古屋エリアで外壁塗装をご検討中のお客様は、ぜひ一度、地域密着の塗装専門店にご相談してみて下さい。じっくりお話を聞いてくれて、お住まいに本当に合った提案をしてくれる塗装店が、きっと見つかるはずです。
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