塗装工事を検討している皆様に
良い塗装業者の選び方をお伝えします。
塗装工事をご検討するお客様にとって、信頼できる腕の良いペンキ屋さんを選ぶ事とても重要になってきます。
一口に『塗装屋さん』と言いましても、実際に現場で施工する職人さん以外にも建設会社やリフォーム会社など、その種類や業種は様々です。
このページでは、「一体、どんな塗装業者さんを選べば良いのか?」についてお伝えしたいと思います。
お客様のご希望に沿った塗装工事の見積書を作成してもらい、品質の良い塗装工事をしてもらう為には、一体どんな業者さんを選べば良いかと言いますと、まず正確な見積書を作成する事ができる業者さんである事が絶対条件です。
お客様は、「えぇ、正確な塗装工事の見積書って何?…」と思われるかもしれませんが、実は塗装工事を行う上で見積書は、最も重要な部分なのです。
なぜなら、お客様にお渡しする塗装工事の見積書は、実際の現場状況と塗料の特性や施工のメリット、施工に対するリスクを十分正確に理解したうえで作成し、高品質で長持ちする塗装工事を行う大前提となる「工事の設計書」になるからです。
このページでまとめている各施工業者さんの特徴をつかんで見積書を読むと、少し違った見積書の見方ができるかと思いますので、ぜひ参考にしてください。
どんな塗装業者さんを選べば良いのか?各業者さんの特徴について
塗装工事の元請けとなる各業者さんの特徴を分かりやすくまとめました。
ハウスメーカー、リフォーム会社、工務店など

ハウスメーカー、リフォーム会社、工務店等は、他の施工業者さんと比較して、「知名度や信頼度が高い」、という点が大きな特徴です。
しかし、こういった施工業者は、直接塗装職人を雇っていない為、「下請けの塗装業者に丸投げしている。」のが実態です。
塗装工事で使用する塗料に関しましては、有名塗料メーカーからの廉価なOEM製品や町の塗装屋さんが使う塗料と同等です。
なお、塗装工事の施工価格には、会社の広告宣伝費・人件費・諸経費等が上乗せされてしまう為、どうしても工事価格が割高になってしまうのが大きなデメリットと言えます。
営業会社(訪問販売など)

訪問販売を主とした営業会社は、塗装工事の営業は、営業マンが行うので、自社で取り扱う“商品知識”はあるものの、“外壁塗装そのもの”に関する知識が全く乏しいが実態です。
使用する塗料もオリジナル塗料という説明も多いのですが、実際は、塗料缶のラベルを張り替え、自社でカタログを作っただけで塗料メーカーからのOEM製品を使用しているのがほとんどです。また塗装工事の施工内容に関しましては、先にも述べたように、「下請けの塗装店に依頼している為、現場の状況をよく把握していない。」といった大きなデメリットがあります。
さらに、外壁塗装工事の費用には、営業経費や宣伝費等が上乗せされてしまう為、施工価格も割高になってしまいます。
また、契約に関するトラブルや塗装工事完了後のトラブルが最も多いのも、訪問販売による施工業者なので、工事契約の際には、特に注意が必要です。
塗装店(町のペンキ屋さん)

塗装店は、ハウスメーカー、リフォーム会社等に比べて、知名度は低いですが、地元の塗装店が直接塗装工事を行う為、塗装工事と関係が無い余分な中間マージンが発生しないので、その分施工価格を安く抑える事ができます。
使用する塗料に関しましては、商社から最新の情報を取り入れつつも、施工実績のある安心できる塗料を使っています。
また、塗装工事に関する専門知識も豊富なので、ハウスメーカー、リフォーム会社、営業会社等と比べますと、「施工価格・工事内容が共に、断然おトク!!」というのが塗装店の大きなメリットです。
しかし、塗装工事以外の対応力が他の業者に比べて劣るというデメリットもあります。
まとめ 安心できる塗装業者さんの選び方について
- 塗料・防水材・施工方法・施工対応に関する専門知識や経験が豊富にある業者さんを選びましょう
(当たり前の事なのですが、中には塗装工事の知識が全くない「素人同然」の営業マンもいます。) - お客様の疑問や質問に対し、明確で誠実な回答ができる業者さんが安心です。
(お客様の疑問に対し、うやむやな回答をする業者さんには要注意です。) - 現場の下見を入念に行う業者さんは、信用できます。
(工事する現場をよく見ず、塗装工事の見積書を作成する業者さんは本当に建物の事を分っているのでしょうか?) - お客様に塗装工事の経歴を言える、もしくは見せれる業者さんを選びましょう
(胡散臭い業者さんは、お客様に工事履歴をあまり言えないし、見せれません。) - 見積依頼する前には、各業者のホームページをよく見比べましょう。
(ホームページの内容には、会社やお店の考え方がよく表れていると思います。)
まとめ 安心できる塗装業者さんの選び方について
塗装工事を検討しているお客様に言える事は、ただ単純に「施工価格」、「値段」だけの相見積りではなく、「使用材料の品質」、「施工内容」、「施工品質」、「サービス内容」も十分に確認検討し、見積もり内容を十分に理解した上で、なおかつお客様と考え方や価値観が合う施工業者に塗装工事を依頼した方が良いかと思います。
なぜなら、塗装工事の仕上がり感や施工品質をお求めになられる事はもちろんですが、施工業者さんとしっかり理念を共有して塗り替え工事を行い、お客様がいつも気持ち良く満足して過ごせる事が最も重要だからです。