名古屋市周辺で外壁塗装の塗り替え工事を検討しているお客様から実際に頂いた「サイディング・モルタル・ALC・トタン‥」といった外壁材や外壁用塗料、外壁塗装の施工手順や施工内容に関する質問や疑問に分かりやすくお答えします。
お客様の外壁塗装に関する「どうして?」に塗装工事のプロがわかりやすくお答え致します。
各ページに記載されている事以外でも、ご不明な点がございましたら、小さな事でもお気軽にご質問、お問い合わせ下さい。
外壁塗装 よくある質問
- 外壁のタイル部分をリフレッシュしたいのですが、良い塗料はありますか?
タイルの部分をリフレッシュするには、タイル用塗料で塗装する事をおススメします。
まず、タイルを塗装する前にはタイル用の洗浄剤でタイルに付いた汚れやセメントのエフロレッセンスをしっかり洗浄除去します。
それから、タイル塗装に適した、弱溶剤2液型シリコン系クリア塗料やタイル用浸透性撥水剤などを使用して塗装します。
弱溶剤2液型シリコン系クリア塗料やタイル用浸透性撥水剤は、タイル目地のモルタル部分の劣化を抑制し、タイルの美観を長期にわたってしっかりと保護します。
当店では、タイル目地保護用のクリヤー塗料として、アクリルシリコン樹脂系のエスケー化研「タイルフレッシュ」、日本ペイント「ファイングラシィSiクリヤー」などを取り扱っています。
また、タイル用の浸透性撥水材は、ミヤキの「アリストン」、エスケー化研「タイルセラクリーン」などを取り扱っています。詳しくはお気軽にご相談ください。
- 外壁塗装に使う光触媒塗料について教えて下さい。
光触媒塗装とは、酸化チタンを含んだ塗料を外壁に塗る事によって、外壁に付着したホコリなどの汚れを太陽光で分解し、雨水等で洗い流す事から、「自動洗浄塗料」等とも言われており、非常に汚れにくく耐用年数の長い塗料です。
しかし、日の光が当たりづらい、水はけが良くない等と言った悪条件が重なる場合は、藻やカビが発生してしまう場合もあります。
なお、光触媒塗料は、大変高価な塗料なので、現在一般の外壁塗装にはあまり使われていません。
- 外壁塗装で使われるシリコン塗料とフッ素塗料は、どちらがコストパフォーマンスに優れていますか?
シリコン塗料、フッ素塗料のどちらかを使うにしても、やはり外壁塗装工事で一番大切な事は、塗装に適した状態にする下地調整と補修と言えます。
ですから、外壁塗装を行う際には、下地調整と補修を、しっかり丁寧に行う事が1番のランニングコスト削減に繋がります。
いくら性能が優れた外壁塗料を塗ったとしても、塗装下地に問題があれば、何の意味もなくなってしまいます。
単純に期待耐用年数のみで考えますと、15年~20年の寿命を持つフッ素塗料の方が良いかと思いますが、10年を超えると、塗装面がだいぶ汚れてくるのも事実です。
ですから、13~15年前後で定期的に塗り替え工事を考えているのであれば、シリコン塗料の方が良いかと思います。
反対に、15年以上何も塗装するつもりはないというのであれば、フッ素塗料の方が良いかと思います。
- 最近、外壁塗装によく使われているというラジカル制御塗料の特徴を教えてください。
通常、塗料のグレードは、塗料の基本性能を決める合成樹脂の名前で決まります。
例えば、ウレタン樹脂が主成分であれば、ウレタン塗料、シリコンが主成分の合成樹脂であれば、シリコン塗料と呼ばれます。
しかし、このラジカル塗料は「ラジカル」という合成樹脂が入っている訳ではありません。
因みにラジカルとは、塗料の白色顔料が太陽光を吸収する事によって発生する物質で、塗膜の劣化原因になります。
そのラジカルの発生を制御する効果を持つ塗料を、ラジカル制御塗料と言います。
また、ラジカルを制御する為に塗料に入れる物質をハルス(光安定剤)と呼ばれるため、「ハルスハイブリット塗料」、「ハルス塗料」とも呼ばれます。
ラジカル塗料の大きなセールスポイントは、シリコンと同じくらいの材料価格で、耐用年数が従来のシリコン塗料よりも優れている点です。
現在上市されている代表的なラジカル制御塗料には、日本ペイントの「パーフェクトトップ」、「ファインパーフェクトトップ」、関西ペイントの「ダイナミックトップ」トウペの「ハイウェザーDC」、ダイフレックスの「パーマルハルス」などがあります。
- 外壁塗装でフッ素塗料使用する場合の注意点を教えてください
外壁(モルタル、サイディング)に塗ったフッ素塗料は、15年以上の長期にわたった耐久性が期待できますが、住宅の塗り替え工事は、 外壁以外にも、屋根、木、鉄、アルミ、シーリング‥といった部分があり、その様な部分に塗装したフッ素塗料は、 15年以上は持ちませんので、定期的な補修塗装が必要になってきます。
ですから、外装材の種類や外壁に付帯する物の特性を事前によく確認する必要があります。
- 外壁の塗装色は、自分で決める事ができますか?
もちろんです。お客様の好みの色で決めて頂けます。選べる色数は、2,000色以上です。
当店では、塗り替え専用のカラーシミュレーションソフトも設けていますので、塗り替え完成後のイメージもしやすく、楽しく決めて頂けるかと思います
- 外壁を2色(ツートーン)に塗り分けると、塗装工事の金額は高くなりますか?
いいえ、よほど難しい塗り分けでなければ、2~3色程度までなら、同一の施工価格で塗り分けを行っています。
当店では、お客様が満足して頂く塗装工事をとても重視しているからです。
しかし、他店では割高の施工金額が提示されるかもしれません。
その理由としては、基本的に同じ塗料で同じ仕上げ方法であっても、塗り分ける部分で先に塗った部分の「盛りかえ養生」や外壁塗料が多くが必要になるので、 その分の養生材及び、施工の手間が一色で塗る場合よりも余分に掛かります。
- 塗り替えの色選びで迷っているのですが…
「住まいの塗装工事店」小林塗装では、建物の塗り替え工事のご提案の際には、無料でカラーシミュレーションを作成しております。
ですから、お見積り前に好きな色・イメージをお聞かせ下さい。
お客様のイメージに沿った最適なカラープランニングを作成します。
- 外壁塗装の色の選び方って、他の人はどうやって決めていますか?
一般的に外壁塗装の色選びの傾向としては、今の色が好きでイメージを変えないお客様と、せっかく塗り替えるのだからと言う事でイメージを一新させるお客様の2パターンに分かれます。
当店の場合、イメージを大きく変えるが約3割、以前のイメージを保ちつつ、少し変えるのが約4割、以前のイメージをあまり変えないの約3割くらいに分かれます。
外壁塗装の色選びの際に注意しなくてはならない事は、見本と同じ色でも、『あれ、見本の色って、こんな風だったっけ?』と実際と違って見える事がよくあります。
その理由として、外装のテイスト、外壁の模様、陽の当たり方など、様々な要因が関わってくる為です。ですから、色選びの際は、室内だけでなく、野外で見本を見たり、明るい場所や暗い場所で見比べる事が大切です。